FXで作ってしまった600万円の借金を民事再生で返済

私は2011年にFX取引を始めました。
最初は貯蓄してあった200万円で取引を開始したのですが、勉強不足の自分が200万円を失ってしまうのはあまりに簡単でした。

3ヶ月ほどで資金を失ってしまったのですが、これを機に銀行や消費者金融のローン・クレジットカードでの借り入れを始めてしまいました。

当時の手取りが20万であったのにも関わらず600万円もの融資を受け、返済の月額は22万円ほどになっていました。

また数ヶ月でその600万円も失ってしまい、滞納が続くようになりました。

どうにかしようと弁護士に相談することにしました。相談だけなら無料という事務所が多いのがありがたかったです。

まずは複数の弁護士に現状を隠すこと無く話しました。

相談してまず分かったことは、現在抱えている債務を整理することになるけれども、債務整理の「任意整理」「民事再生」「自己破産」の3つのうち、裁判所の判断で債務が帳消しになる自己破産がベスト。
しかし自分のようにFXで背負った債務で自己破産が認められるのは難しく、30万円程の弁護費用が無駄になるだけに終わる可能性が非常に高いということでした。
これは、「FXでもし稼げていれば利益が手に入り、損をしたら帳消し」という都合の良い考え方を裁判所が基本的には認めていないから、という納得の理由でした。
任意整理は、弁護士が代理人となり債権者と交渉し債務の減額を行うというものでしたが、これで得られるのは利息分のカットだけということで、自分にはあまり意味がないものでした。
民事再生でしか私の窮地は救えない、というのが結論で、「債務総額を5分の1にしてもらい、その返済を3年間で行うことを裁判所に認めてもらうという」というのが民事再生の内容でした。

私の場合、600万円の債務総額が120万円になり、それを3年間で支払うことになります。つまり月額33000円の返済が3年間続けられる見込みがあることを裁判所が認めてくれれば大丈夫ということです。

ポイントは裁判所に提出する「再生計画」の内容をしっかりすることだということ教わりました。

給料・生活費などを計画に盛り込み、所得証明などをきちんと用意し、確実に返済出来る見通しを裁判所に認めてもらう計画書作りが必要で、弁護士と何度も相談して綿密な計画書作りをすることになりました。

幸いにもこれが裁判所に認められ、民事再生によって債務返済に至りました。